意識的な動作
将来の様々な立場でのコーチングに資するため、整理しようと考えているものです。
意識してしまう
スポーツや勉強など、様々な場面でうまくいっているときというのは、特に考えることもなく、何気なくやっていて、それでいてうまくいくという。
意識していても、ポイントだけを意識して、その動作等の繋がりがある間というのは考えなくてもできる。
当然、その状態になるまでには、特に意識しなくてもできるようになるまで反復し、
いわゆる「体で覚える」という状態とも言える。
これが、ふとしたきっかけ(たまたまの失敗や、動きをゆっくりにするだけでも)で考える機会を設けると、今まで意識していなくともなんとなく連動していたもの同士の繋がりがよくわからなくなる。
これが「意識してしまう」ということ。
意識の連鎖
成功していれば特に問題ないことであっても、失敗というのは何がうまくいかなかったのかという点を無限に探してしまうことがある。
失敗した場合に、・・・しないという制約は、
制約を無限に課してしまうため、考えることが増えてしまい、次から次へと考えることが増える。
結局、全ての動きを意識してしまうことで、逆に難しくなるというジレンマがある。
特に緊張状態にあるときなどに、そういうコーチングをされても、あれも、これも・・・見ている人はなかなか実感がないとしても、やっている本人からすれば、意識することが多くなり、難しくなる。
あえて意識させない
※意識しなくてもできるという状態が前提として
考えすぎてしまうぐらいなら、考える点を減らすことが一つの方策となる。
要は、「しない」という制約ではなく、「する」という制約か、それ以外を「できなく」することで、考える余地をなくしてしまうというのが手となる。
余地を与えるから、意識するのであれば、余地を与えないという逆転の発想。
意識しないと、まだできないレベルであれば難しい話ではあるが、ポイントを少しずつ減らしてあげるという手もとることはできます。
意識してしまうとうまくいかないのは、スポーツだけでなく、恋愛とかでもそうですね・・・えぇ。。。